アメリカのAMO(アボット)社製「ビジックス・スター S4 IR」

アメリカAMO(Abbott Medical Optics Inc.)社製のエキシマレーザー機器。英語名は「Visx Star S4 IR」。

1988年に初代のビジックスが開発されてから、7世代目の機器となり、2008年3月にレーシック用のレーザーとして承認を受けている。

世界のブランドである「アイレーシック(iLasik)」を名乗るにはエキシマレーザーに必ずこの「ビジックススターS4 IR」を使わなければならない。
なお、レーザー照射にはコンベンショナルモードとカスタムビューモードがあり、アイレーシックの場合は後者を使う。

カスタムビューモードを使用すると、一人手術するごとに両眼で7万4千円、コンベンショナルモードの場合は3万2千円の使用料がかかる。

角膜の形状を精密に測る機器(ウェーブスキャン)との連携で、通常のレーシックよりよりも質の高い矯正ができる。ただし深い切除を行うため角膜の状態により施術できないケースもある。

レーザー方式は、現在ではやや旧い方式となった「ブロードビーム」というシャッター方式を採用している。

iLASIKで用いられるカスタムビュー照射はオプティカルゾーンが広いという特長がある。
しかし、カスタムビュー照射は近視度数-10Dでは180μmもの非常に深い切除を行うので、半数以上の患者はカスタムビュー照射ができない、すなわちiLASIKができないことになる。

こうした患者に対して、iLASIKを行うと説明しながら、コンベンショナルモードで照射する医療機関が存在するらしいので注意が必要。

非常に重い近視や乱視でありながらiLASIKと説明されて治療を受け、夜間にハロや視力低下を自覚する場合は、iLASIKとは異なるコンベンショナルモードで照射されている可能性がある。

2014年現在、主要な病院の中では、神戸神奈川アイクリニックとSBC新宿近視クリニックが使用している。

なお、元々当機器を製造していたのが機器名にも入っているビジックス社で、AMO社が買収した。資本力のあるAMO社は2007年にフェムトセカンドレーザーの開発メーカーで、市場を独占していたイントラレース社をさらに買収している。

カテゴリー: レーシック機器

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管理人のシンジです。 昨年の夏、数年来先延ばしにしていたレーシックを受けました。 手術の前に1週間ほどメガネ生活を送るのが嫌だったのが先延ばしにしていた理由ですが、もっと早く受けておけばよかったと思いました。 自分自身もどの病院でレーシックを受けようか悩んだので、このサイトが少しでもこれからレーシックを受ける方の役に立てばいいなと思っています。